何年後かに問題になって、裁判になったケースがあります。
裁判所は、結婚はうまく成立しなかったけれど、結局二人は実際は結婚したようなものだから、二人の結婚は最初から有効ということにしましょうと決めました。
ただ、最初に結婚が成立しなかったのだからやっぱりダメだという意見もあって、事情が違う他のケースは同じように決まるかわかりません。
法律というのは、それぞれの人の考え方によって、答えがひとつにならない時があります。
◆結婚届の届出の仕方◆
用紙は、市区町村役場の戸籍係でもらいます。
籍・国籍、氏名、新しい姓、新戸籍、初婚・再婚の別、職業、結婚の年月日などを記入し、本人と二十歳以上の証人二人の署名・捺印をして提出します。
提出は代理人でもかまいません。
婚姻届は、どこの役場でも1年中24時間受け付けています。夜間は夜間窓口で受け付けてくれます。
大安だとか記念日だとかで、どうしても今日がいい!というときも役場に行けば大丈夫（出張所みたいな小さなところはやっていません。大きなところならやっています。）。
地元でなく旅行先の役場でもかまいませんよ。