◆法律家の種類
法律家にはいろいろ種類があります。困ったことが起きた時、内容によって、相談する先は違います。
以下だいたいの目安をご案内します。
・弁護士
弁護士は全ての法律関係業務の専門家です。民事事件、行政事件、刑事事件、事件の大小、種類を問わず、あなたの代理人となって、なんでも対応します。離婚の相談先として一番です。
・司法書士
司法書士の主な業務は、登記手続です。登記というのは、不動産の権利を示すものなのですが、不動産の売買などをしない人にはあまり縁はないかもしれません。不動産を財産分与するときは、司法書士に登記をお願いするといいでしょう。一部の司法書士は、140万円以下の民事事件について簡易裁判所での裁判の代理をしますが、離婚は簡易裁判所ではなく家庭裁判所になるので司法書士に代理をお願いすることはできません。
・行政書士
行政書士は書類作成の専門家。離婚するしない・条件に争いがないときに、書類作成に必要な範囲で相談もできます。弁護士と違い、自分の代わりに相手と交渉してもらったりはできません。
・弁理士
特許など知的財産関係業務の専門家。離婚とは関係ないです。
・社会保険労務士
年金や雇用保険などの専門家。会社経営者はお世話になるかと思います。最近は労働事件もやるようです。
・税理士
税金の専門家。自営業者の方はお世話になるかと思います。
赤字の部分を理解しておけば、とりあえず間違いはありません。
離婚の相談は弁護士にすれば大丈夫です。